元祖 紫外線硬化型FRPシート

 

紫外線硬化型FRPシート(現商品名 SolarTech)は、英国で1990年代初めに開発されたガラス繊維に樹脂を含侵させた紫外線硬化型FRPシートで、日本に輸入開始以降多数の採用実績があります。
ハンドレイアップ工法のように現場で樹脂の調合、ガラス繊維への含浸作業を必要としない画期的な製品です。

日本国内では、1999年にSolarTech の旧商品名Fibertechとして初めて紹介され、2000年代初めにはNETISに「腐食部補修及び防食処理(開発元:ファイバーテック社)」の新技術として登録され(現在はNETIS掲載終了 旧CB-990022-V)、これまで18年にわたり非常に多くの分野で採用され、数多くの実績があります。

その施工の容易さ、丈夫で長持ちする優れた保護コーティング材としての特性から、様々なインフラ設備を腐食による劣化から守る、長寿命化のための強力な材料としてその使用範囲はますます広がっています。

付加価値の高いインフラ設備の延命化対策に大きな貢献をする、この実績豊富で信頼性の高い紫外線硬化型FRPシートをリーズナブルな価格でお届けいたします。

 

 


 

特長

  • 施工の簡単な強力FRPライニング工法
    現場でハンドレイアップ工法のような材料調合を必要としない工場仕立ての硬化前の柔らかいシートをハサミで切リ、ケレンした金属面、コンクリート面に貼り付けて太陽光又はUVライトで硬化
    ※状況に応じでプライマー塗布
  • 優れた防錆能力 ---- 金属、コンクリートを厚さ1.5 mm のFRPライニング層で保護。
  • 優れた耐候性  ------ 中東での30年以上の使用実績。
  • 優れた衝撃性 ------- 内部の繊維構造により衝撃性に優れ割れにくい構造。
  • 良好な耐薬品性 ---- 酸性、アルカリ性の雰囲気によく耐えます。

日本国内では1999年にSolarTech の旧商品名Fibertechとして初めて紹介され、2000年代初めにはNETISに”防食部補修及び防食処理”の新技術として登録され、これまで18年にわたり非常に多くの分野で採用され、数多くの実績があります。
その施工の容易さ、丈夫で長持ちする優れた保護コーティング材としての特性から、様々なインフラ設備を腐食による劣化から守る、長寿命化のための強力な材料としてその使用範囲はますます広がっています。
付加価値の高いインフラ設備の延命化対策に大きな貢献をする、この実績豊富で信頼性の高い紫外線硬化型FRPシートをリーズナブルな価格でお届けいたします。

 

 


 

 


 

手順

①シートを必要な大きさに切る
②保護フィルムを剥がす
③ケレン処理をした金属やコンクリートに貼り付ける
④太陽光やUVランプで硬化させる

上記のとおりの優れた特性により、

  • FRPライニングの現場作業の大幅な簡素化
  • 現場での環境や作業者の技量による仕上がりのバラつきがない安定な施工品質
    を提供します。

また、優れた防錆特性、耐候性、耐摩耗性、耐衝撃性、防火性により、塗料では困難な飛来砂礫の衝突による防錆皮膜の破損からの保護を可能にし、付加価値の高い重要な設備を腐食、浸食から守ります。

 


 

用途

  • 厳しい腐食環境の金属、コンクリート、プラスチック、木材の表面の保護 --- 強力防食FRPライニング。
    ※ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ガラスには不適
  • 塗装では気になる砂礫の衝突などによる塗膜の破損 → 腐食発生・進行の懸念をFRPライニングにより解消。  例:高速道路、鉄道、海岸部の砂礫飛散を受ける塗装。
  • 橋梁などのH鋼の腐食しやすいフランジの縁辺部の防食強化。
  • 各種支柱地際部の防食。
  • 断熱材の保護 ----- アルミやステンレスのラギング材に比べて変形しにくく内部の断熱材を外部のストレスによる変形から保護します。
  • CUI 対策 ---- 断熱材への空気中の水分の侵入を防ぎ、CUI(Corrosion Under Insulation --- 断熱材下の金属製の配管などの腐食)の発生を防ぎます。
  • 低圧配管の減肉・漏洩補修 ---- 0.1~0.2 Mpa 程度。これ以上の中圧、高圧は適切な補修設計・強度計算(稼働時の応力が安全な範囲内かどうか ---通常は引張強さの1/4 ) の検討を行ったうえで必要な補修範囲、厚さ(積層数)を決定することを推奨します。

※中圧・高圧配管の腐食減肉の強度回復にはISO 24817 の補修規格に基づくアラミド 繊維+高機能樹脂のコンポジット材料による技術的裏付けのある信頼性の確立された下記の恒久補修を推奨します。
コンポジット補修工法へのリンク

 

 

 


 

 


 

 

実績

国内の使用例
15年以上にわたり、採用実績多数有り。

  • 橋梁
  • 歩道橋
  • 配管(水漏れ)
  • 配管(防食)
  • 照明柱
  • タンク
  • 漏油
  • コンクリート

海外の使用例
実績多数有り。

  • 石油、ガスパイプライン ------- 埋設、陸上配管の腐食防止
    ※強力FRPライニングにより砂礫との接触により生ずる腐食発生→進行や厳しい腐食環境での防錆・防食。
  • プラント配管の断熱材の保護、CUI(Corrosion Under Insulation ---- 断熱材下の金属 配管の腐食)対策。断熱材を保護する完全密封構造で強固なラギング材として使用し、空気中の水分の断熱材への侵入を防ぎます。
  • コンクリートタンクの内面ライニング

 


 

 


 

 

商品一覧

1. 紫外線硬化FRPシート、ロール

モデル材料形状寸法厚さmm 販売単位
STS-155-05ポリエステル樹脂 シートL 155 mm x W 80 mm 1.55枚/箱
STS-155-20ポリエステル樹脂 シートL 155 mm x W 80 mm 1.520枚/箱
STS-300ポリエステル樹脂 シートL 300 mm x W 225 mm 1.510 枚/箱
STS-450 ポリエステル樹脂 シートL 450 mm x W 450 mm 1.55 枚/箱
STR-1000S ポリエステル樹脂 ロールL 10 m x W 900 mm 1.510 本以上 大規模工事用
STR-1000F 高速硬化ポリエステル樹脂 ロールL 10 m x W 900 mm 1.5お問い合わせ下さい
STRV-1000F 高速硬化ビニールエステル樹脂 ロールL 10 m x W 900 mm 1.5お問い合わせ下さい

※シート状の製品の特注異形・寸法については、お問い合わせ下さい。
※*現場での保管に品質維持のための温度管理の注意が必要となります。
※STR-1000FとSTRV-1000Fは、STR-1000S の約2倍の速さで硬化します。太陽光が利用できない屋内での工事に推奨します。
※STRV-1000Fは、より耐薬品性の高いビニールエステル樹脂ロールです。

2. 紫外線硬化樹脂 ソーラーシール

ST-SS5 ビニールエステル樹脂  液状  容量 5 ㍑ 出荷スタイル:缶  1 缶
*FRP シート、ロールを配管に巻き付ける時の時のプライマーとして使用できます。すぐに接着・硬化しないために貼り付け位置微調整のための作業時間を確保できます。
*特に厳しい腐食環境でのポリエステル樹脂FRPシート、ロールのトップコートとして使用できます。

3. 紫外線硬化樹脂 ソーラーフィル

ST-SF  ビニールエステル樹脂  ペースト状   容量 5 ㍑  出荷スタイル:缶  1 缶
*FRPシートの縁の段差を埋めるパテとして使用できます。但しFRPシートは硬化前は樹脂を押さえつけて伸ばすことができますのでその調整により段差のないスムーズな仕上りを得ることもできます。
*不陸調整用のパテとしても使用することができます。

 


 

推奨市販副資材

1. プライマー ----- 推奨用途:コンクリート、金属
一液湿気硬化型ウレタンプライマー ポリライトプライマー PD 5 ㍑ 又は 16 ㍑ 缶  DIC 株式会社製
2. 不陸調整用パテ ----- 補修面の凹凸が激しい場合の不陸調整用
ガラス入充填(不陸調整)用パテ MGパテ#7GA 20Kg 缶  東罐マテリアル・テクノロジー株式会社製
パテ用硬化剤 パーメックN  1Kg ボトル            日本油脂株式会社製
3. 紫外線 照射装置
紫外線蛍光灯(例:捕虫用ケミカルランプ)波長域 350~390 nm を推奨。例:10, 15, 20,30,40 W
*紫外線照射装置を使用する時は紫外線保護眼鏡の着用を推奨します。
*殺菌などに使用される300nm 以下の短波長紫外線を出す蛍光灯は身体(目、皮膚)に強い刺激を与えますので使用しないでください。

 

 


 

 


 

 

仕様

1. 紫外線硬化FRPシート、ロール

成分不飽和ポリエステル樹脂  ガラス含有率: 20~25%  スチレン含有量 0.6 %
比重1.7
硬化後の厚さ 1.5 mm
引張強度 55 Mpa   BS 2782-1994
曲げ強度 >130 Mpa  ASTM D790
曲げ弾性率 5.98 Gpa  ASTMD2344
耐衝撃性 >60kJ/m2   ISO 180
絶縁抵抗 1013 Ω   IEC93
絶縁耐力 9 kV/mm   IEC 243
耐アーク性 >180秒  ASTM D495
耐トラッキング性 >600 V  IEC 112
線膨張係数 2.9 x 10-5/C ASTM D696-03
防火性 Class 1   ASTM E84
金属への接着力 >14 Mpa ASTM D4541-02
破断時の伸び >3%  BS2782-1994
耐熱性 Wet: 連続 70℃ 間欠的 90℃
Dry: 連続 130℃ 間欠的 200℃
最低温度: 連続 -40℃
熱変形温度:  >145℃
ASTM D648
圧縮強さ >200 Mpa  ASTM D695-2002a
硬度>200 Mpa  ASTM D695-2002a
硬度> 60 Barcol ASTM D2583
水蒸気透過性 0.28 g/m2/24h/mmHg ASTM E96
耐腐食、摩耗性 良好
保管環境と保存期間 冷暗室で25℃以下、太陽光の当たらないこと。未開封で約 6 ケ月

2. 紫外線硬化樹脂 ソーラーシール
3. 紫外線硬化樹脂 ソーラーフィル
成分不飽和ビニールエステル樹脂 スチレン含有量 5 % 無色 一液性
標準的塗布厚さ 250~300 μm/コート
理論的塗布面積 2.3 m2/㍑
耐熱性 Wet: 連続 70℃ 間欠的 90℃
Dry: 連続 130℃ 間欠的 200℃
最低温度: 連続 -40℃
下地調整 1種ケレン相当(例:ブリストルブラスター使用)
サンドペーパーで目荒し後アセトンでクリーニング
ケレン後アセトンでクリーニング
塗付方法 刷毛又はローラー、ヘラ又は指
再コーティング間隔 乾燥後--- 乾燥時間は照射紫外線量による。指につかなくなった時
ポットライフ 20~60分 ---- 太陽光・紫外線が当たらないように取扱注意。
硬化時間 紫外線照射量による。 例:5 分~数時間
施工条件 塗布面の温度は露点の3℃以上のこと。
保管環境と保存期間 冷暗室で25oC以下、太陽光の当たらないこと。未開封で約 6 ケ月

 


 

 


 

 

施工時の注意事項

施工の不具合の原因は、下地処理や硬化不足がほとんどです。施工時は当注意事項を必ず守って下さい。

  • 脱脂
    脱脂はアセトンを推奨。シンナー等は、油分が残る可能性があるので使用しないで下さい。
  • ケレン
    2種ケレンを推奨。2種ケレンが出来ない場所は3種Aケレンも可。手で除去できる錆等は、必ず取り除いて下さい。
  • プライマー
    目で見えない油分・水分等が付着している可能性がある場合は、プライマーを塗布して下さい。
    必ずプライマーにタック(べたつき)がなくなってから次の手順を実施して下さい。
    ※プライマー塗布後、24時間以内に当製品を貼り付けて下さい。24時間以後は接着力が低下し、剥がれることがあります。
  • 施工条件
    ① 5℃以下で施工する場合
    当製品と施工対象箇所を少し暖めてから、貼り付けて下さい。温度が低い場合は付着力が弱くなります。
    ② 水分および油分がある状態での施工
    当製品は付着しません。水分、油分を除去してから施工して下さい。
    ③ 塗膜の上に貼り付ける場合
    当社にご連絡下さい。
  • 貼り付け
    裏面のフィルムを一度に全て剥がさず、おおよそ3cmずつ剥がし、施工箇所に貼り付けて下さい。
    汚れた手袋で付着面に触れた場合、汚れや油分などが付着し、付着力が弱くなります。クリーンな手袋を使用して貼り付けて下さい。
  • 貼付方法
    300mm以上の当製品を貼り付ける時は、紫外線が当らない場所で丸めてから施工して下さい。貼り付け時の太陽光により硬化し、付着しない可能性があります。
    太陽光の当たる場所での施工は硬化時間が短い為、直射日光を受けないように日除け等を設置して施工して下さい。
    貼付後はローラー等を使って製品端部を貼り付け施工面に当製品をなじませて下さい。
  • 硬化方法
    太陽光または紫外線照射装置を使用して硬化をさせます。
  • 重ね貼り
    1枚目を確実に硬化させた後で、2枚目の貼り付けを行います。推奨する重ね代は約40mmです
  • 硬化後の塗装
    表面の透明なフィルムが剥がれていることを確認した後、サンドペーパーで軽く目荒らしを行い、塗装します。
  • 保管方法
    25℃以下の冷暗所に、水平に保管。商品の上に物を載せないで下さい。