粉じんを飛散させないダストレスの塗装ケレンツール

鉛やPCBを含んだ塗料の剥離の際の有害粉じんを飛散させない

NETIS 番号 :KT-150120-A
新技術名称 :バキューム吸引・パワーツール ケレンシステム

NETISへのリンク


 

 

弊社は、世界の良品を日本にお届けすることを使命としています。

 

平成26年5月に厚生労働省より「鉛等有害物を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について」という通達が出されました。

米国では、以前より鉛粉じん濃度規制があり、0.05mg/㎥以下の濃度に抑えることが求められていました。

これに対応するため、日本にはまだないダストレス塗装ケレンツールが開発されてきました。

米国で設計・製造を行うNovatek社は、この分野をけん引する企業です。

 

塗装剥離の際に粉じんを飛散させないダストレス塗装ケレンツールで、作業員の方の健康を守る。

 

ダストレス塗装ケレンツールの分野をリードするNovatek社の製品を取扱うのはそんな想いからです。

何よりも大切な人材を守るために、Novatek社のダストレス塗装ケレンツールの導入をご検討下さい。

デモ可能です。 お気軽にお問い合わせください。

  

Novatek社概要

Novatek社はダストレス塗装ケレンツール等の開発・製造をする、世界的リーディングカンパニーです。

ケレンツールとエアクリーナーに先進の技術を取り入れて新商品を開発し進化させてきました。

米国の工場で製造される製品は、高い耐久性と技術的な信頼性、優れたパフォーマンスにより、導入されたお客様から高い評価を頂いています。

 


製品が選ばれる4つの理由

 

  1. 作業環境での粉じん濃度0.05mg/m3以下を達成可能
  2. SSPC(米国鋼構造物塗装協会)規格、SP-11(1種ケレンと2種ケレンの中間)を達成可能(ベアメタル露出、表面粗度25μm以上)
  3. 全て空気式で電気を使わない。そのため漏電、感電、電気火災などの心配なし。
  4. 連続定格のため24時間全負荷での連続運転OK。電気式では懸念される、短時間定格のモーター焼損の心配なし。

 

※SP-11の清浄度:拡大鏡なしで全ての表面の目視できる油、グリース、汚れ、ミルスケール、サビ、塗料、酸化物、腐食生成物等が完全に除去されている状態。過去に表面がピッチング処理されている場合は、サビ、塗料のわずかの残滓がピットのくぼみに残ることは許容される。素地表面粗度は25μm以上のこと。SP-11は、ブラスト工法のSP-10(ニアーホワイト)またはSP-6(コマーシャルブラスト)に相当。

※SP-10(ニアーホワイトブラスト)の清浄度:拡大鏡なしで表面の95%以上で目視できる油、グリース、汚れ、ミルスケール、サビ、塗料、酸化物、腐食生成物等が完全に除去されている状態。5%未満での汚れは表面全体に広く分散している状態。

※SP-6(コマーシャルブラスト)の清浄度:拡大鏡なしで表面の67%以上で目視できる油、グリース、汚れ、ミルスケール、サビ、塗料、酸化物、腐食生成物等が完全に除去されている状態。33%未満での程度の軽いShadow、筋、サビに起因する汚れによる変色、ミルスケールによる変色や以前の塗装に起因する汚れは許容される。

 

取扱製品

  • ロトピーン
  • ニードルスケーラー 標準タイプ
  • ニードルスケーラー 振動抑制タイプ
  • ロトストリップ
  • ディスクグラインダー
  • バキューム吸引回収装置
  • 負圧除塵装置

これらの製品は、以下の様々な分野の世界各地で広く採用され、作業員の安全に貢献しています。

  • 鉛塗装剥離
  • アスベスト除去
  • PCB塗膜剥離
  • 放射性物質の除染

 


 

実績

アメリカを代表する下記の橋梁等で使用実績があります。

  • Golden Gate Bridge
  • Ben Franklin Bridge
  • Tappan Zee Bridge
  • George Washington Bridge
  • Willaimsburg Bridge


 

システム構成図

 

ダストレス塗装ケレンツールのシステム構成図

ダストレス塗装ケレンツールのシステム構成図


ダストレス塗装ケレンツールのカタログ

バキューム吸引・パワーツールケレンシステムカタログ

Novatek社製のパワーツールやバキュームのカタログです。

カタログ内容

  • システム構成
  • 製品リスト
  • 各製品の仕様
  • パワーツールによる素地調整前後の参考見本写真
  • ブラスト工法による素地調整前後の参考見本写真

 

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ダストレス塗装ケレンシステムカタログ

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Q&A


1. Q:素地調整の程度は1 種ですか2 種ですか?

A:素地調整程度についてはNETIS 登録では2 種となっております。これはバキューム吸引・パワーツール ケレンシステムが元々米国でブラスト工法が諸般の事情(粉じん飛散防止の困難、騒音、廃棄物の処理量抑制など)で採用が困難な現場で最もブラストに近い仕上がりが得られる工法として開発された経緯があるためにNETIS への登録でもブラスト工法が想定される1 種ケレンとしてではなく2 種ケレンで申請し登録されております。 鋼道路橋防食便覧(平成26 年3 月 日本道路協会発行) では素地調整程度1 種はその作業方法がブラスト法と規定され、Rc-I 塗装系では素地調整1 種でブラスト処理による除せい度は Sa 2 1/2 とされております。Rc-II 塗装系では動力工具と手工具による2 種ケレンが有機ジンクリッチペイント用のケレン工法と規定されております。

鋼道路橋防食便覧(平成26 年3 月 日本道路協会発行) では素地調整程度1 種はその作業方法がブラスト法と規定され、Rc-I 塗装系では素地調整1 種でブラスト処理による除せい度は Sa 2 1/2 とされております。Rc-II 塗装系では動力工具と手工具による2 種ケレンが有機ジンクリッチペイント用のケレン工法と規定されております。

バキューム吸引・パワーツールケレンシステムは実力的にはブラスト工法に近い仕上がり(ベアメタル露出、表面粗度 JISB0601, 2001 にてRz25μm 以上)になり有機ジンクリッチペイントで重要になる表面粗さを25μm以上のレベルで提供します。この表面粗さは動力工具としてよく利用されるディスクグラインダーなどでは確保するのが期待しにくいレベルのものです。

ケレンサンプルをご覧いただくとグラインダー仕上げと異なり表面粗度が確保されているので十分ジンクリッチの防食下地を打てるなという評価をいただきます。ただ契約書類で1 種ケレンと指定されている場合はブラスト工法が想定されることになると思いますので工法について発注者とのすり合わせが必要になると考えます。

仕上がり程度については添付の素地仕上がり写真の資料をご参照願います。

 

2. Q:どのような経緯、目的でそのケレンシステムは開発されたのですか?

A:米国において1990 年代初めに含鉛塗料のかき落とし時の粉じんによる作業従事者の鉛中毒の健康被害や周囲環境への有害粉じんの飛散が問題となりました。その状況に対処するための法整備(鉛粉じん濃度規制0.05mg/m3 以下)に対応するために本システムが開発され20 年以上米国や欧州で利用されています。

又、本システムで用いる専用のパワーツール(ロトピーンやニードルスケーラー)を対象とした素地調整の規格がSSPC(米国鋼構造物塗装協会)によりパワーツール工法 SP-11 として1987 年に制定されました。この 規格 SP-11 では ”この規格は素地調整において油、グリース、汚れ、ミルスケール、サビ、塗料、酸化物、腐食生成物が除去され、表面プロフィールが生成された清浄な仕上がりが求められる状況でブラスト工法が諸般の事情で採用できない現場への代替工法として適する” とされ、ブラスト工法の採用が困難な現場での選択肢として提案されています。又、SP-11 では”表面粗度25μm 以上”とし重防食のジンクリッチペイントなどの素地調整で重要とされる金属地肌との付着面積を大きくするための表面粗度の確保を定量的に規定しています。

A:米国において1990 年代初めに含鉛塗料のかき落とし時の粉じんによる作業従事者の鉛中毒の健康被害や周囲環境への有害粉じんの飛散が問題となりました。その状況に対処するための法整備(鉛粉じん濃度規制0.05mg/m3 以下)に対応するために本システムが開発され20 年以上米国や欧州で利用されています。

 

3. Q:システム構成はどのようになりますか?

A:専用の研削ツールとバキューム吸引・回収装置、システム駆動用空気圧縮機(25HP) 及び接続エアーホース、バキュームホースから構成されます。代表的な研削ツール”ロトピーン”はタングステンカーバイドのピーニングヘッドが縦回転して塗膜面をピーニング加工のようにたたくことによって塗膜を除去し表面プロフィールを生成させます。研削ツール”ニードルスケーラー”は直径3mm のニードルを往復動させて狭隘部、入隅部、添接部の塗膜を除去し表面プロフィールを生成させます。

バキューム吸引・回収装置はツールでかき落された旧塗膜を真空吸引し中の回収バッグに収容します。搬送空気はHEPA フィルター(0.3μm の微粒子を99.97%以上除去)でろ過され無害な空気として排気されます。

 

4. Q:システムの運転には何人必要ですか?

A:1 システム当たり1 人の作業員になります。

 

5. Q:有害粉じんの濃度はどれくらいまで抑えられますか?

A:米国では作業員の安全のために作業環境の空気中の鉛粉塵濃度の規制値 0.05mg/m3 に対応するシステムとして開発されました。又、周囲環境への有害粉塵の飛散も同じ規制値0.05mg/m3 となっており、それに対処るために高性能HEPA フィルターがバキューム吸引・回収装置に組み込まれています。

日本では厚生労働省の鉛中毒予防規則での粉じん濃度の規制値が同様に 0.05mg/m3 となっています。特に塗料のかき落とし作業を想定した厚生労働省通達“鉛等有害物質を含有する塗料の剥離やかき落とし作業における労働者の健康障害防止について 平成26年5月30日付 基安労発 0530号第一号”への対応のためのシステムとして、又、周囲環境への有害粉塵を飛散させない配慮としてバキューム吸引・パワーツールケレンシステムを推奨いたします。

 

6. Q:研削ツールで除去した塗料はバキューム吸引でどれぐらい回収されますか?

A:約95%回収されてバキューム吸引・回収装置の中の回収バッグに収納されます。約5% は床に落ちますのでその分を別に回収する必要があります。バキューム吸引・回収装置からツールを外すと掃除機のように使用することができますのでそれで吸引回収することもできます。

*この高度な回収率により作業環境に漂う粉塵量は 100:5 → 1/20 に低減されるために飛躍的な作業環境の改善を図ることができます。

 

7. Q:塗膜を除去することによる産業廃棄物の発生量はどれぐらいになりますか?

A:施工面積を1,000 m2、塗膜厚さを 0.5mm、塗料の比重を1.2 と仮定すると

(1) 除去された塗料の重量 = 1,000 m2 x (0.5mm/1,000) x 1.2 = 0.6 ton → 600 Kg
(2) バキューム吸引・パワーツールケレンシステムからの消耗品(研削フラップ、ニードル、回収バッグ、フィルター)の合計重量 = 55 Kg

総重量 655 Kg/1,000m2 となります。

*バキューム吸引・パワーツールケレンシステムでは上記のように除去した塗料以外の廃棄物発生量が非常に少ないために鉛を含んだ特別管理産業廃棄物やPCB を含んだ低濃度PCB 廃棄物などの総量を除去した塗料の約10%増し程度に抑えることができます。

 

8. Q:バキューム吸引・パワーツールケレンシステムの機材設置面積はどれぐらいですか?

A:バキューム吸引装置+エアーフィルターセット: 0.36 m2
25 馬力エアーコンプレッサー: 1.22 m2
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1 システムで 合計 1.58 m2

実際のシステム投入台数は現場の施工面積の大きさに応じて調整します。
例えば施工面積が 1,000 m2 ぐらいの場合は 5 システムの投入を推奨します。
* 5 システムでの必要設置面積: 1.58 x 5 = 7.9 m2

 

9. Q:研削ツールはどのように使い分けますか?

A:ロトピーンは平面部に使用し、ニードルスケーラーは狭隘部・入隅部・添接部などに使用します。ニードルスケーラーには大小二つのモデル(28 及び19)があり小の19 は特に狭隘な箇所の施工に便利です。大28 はボルトやリベットの頭などを効率よくケレンすることができますので大小二つのモデルを用意されることを推奨します。

 

10. Q:黒皮の除去はできますか?

A:できます。

 

11. Q:騒音レベルはどれくらいですか?

A:研削ツールとバキューム吸引・回収装置から 20m 離れた位置で 64~72dBA です。
* エアーコンプレッサーの騒音を考量しない場合の値です。

 

12. Q:ツールは振動工具になりますか?

A:標準タイプニードルスケーラーは往復運動をする振動工具の分類となります。他のロトピーン、振動抑制タイプ ニードルスケーラー、ディスクグラインダーは振動工具の分類にはなりません。

 

13. Q:車両での運搬・搬入が困難な現場で手で運ぶ大きさ、重量の機器構成はできますか?

A:できます。詳細はお問い合わせください。

 

14. Q:レンタルはありますか?

A:弊社でレンタルしております。詳細はお問い合わせください。