家庭用監視(防犯)カメラの選び方・設置方法・料金

近年、一般家庭においても監視カメラの導入が進んできています。

その背景には、技術の進歩と普及により、監視カメラの価格が大幅に(10年前の数分の一の価格)下がっていることが挙げられます。インターネットで「監視カメラ」「防犯カメラ」と検索すれば、購入しやすい価格の監視カメラを見つけることができます。

その一方で、似たような機能のカメラや何を意味しているかよく分からない単語が並んでいて、カメラを選ぶ段階で悩むこともあるのではないでしょうか?

ここでは、防犯を目的として家庭に監視カメラを設置する場合のカメラの選び方、設置方法、料金についてご説明します。目的に合致する良い品質で適正な価格のカメラを選ぶ際のヒントとしてください。

 

 

家庭用監視(防犯)カメラが役に立つ場合

防犯を目的として設置した監視カメラが役に立つ場面は大きく2つあります。

  1. 空き巣の侵入を思いとどまらせる
  2. 証拠の提供

まず、監視カメラがあることで空き巣は侵入を躊躇します。監視カメラが設置されている家とそうでない家では、監視カメラが設置されている家の方が侵入しにくいのではないでしょうか。

次に、証拠の提供です。本来の目的は防犯ですが、何か事件等(自宅が関係しない時も)が発生した時に、映像は犯人逮捕に繋がる有力な手がかりです。犯人逮捕に向けた警察の捜査も、まずは町中の各所(商店街、ガソリンスタンド、民家、マンション等)に設置された監視カメラの映像を確認することから始まります。監視カメラの映像は非常に有力な手がかりなので、犯罪をたくらむ人が最も警戒することなのです。

 

 

家庭用監視(防犯)カメラの選び方

家庭用に監視カメラを選ぶにあたり、もっとも大切なことは何を目的として監視カメラを設置するかです。空き巣など侵入者の対策を目的とした場合と、室内の子供やペットの様子を見ることを目的とした場合では、選ぶカメラが違います。

ここでは、防犯を目的とした場合の監視カメラの選び方をお伝えします。

監視カメラの設置目的が防犯である場合、設置場所は主に屋外、建物から外に向けて監視カメラを設置することが一般的です。

屋外環境では、監視カメラは風雨にさらされるので、防水仕様の監視カメラであることがまず求められます。防水仕様ではない監視カメラは、下図のようなハウジングにカメラを入れて屋外で使用します。

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監視カメラ用ハウジング

 

次に考えるのは、夜間の撮影です。

夜間の撮影を考えるにあたって留意すべきは、夜間の明るさです。真っ暗な環境(月明かり等もない環境)や商店街のような明るい環境以外の戸建て住宅が圧倒的に多いのではないでしょうか。街灯や月明かりのある環境においては、夜間も撮影可能な赤外線LED付きの監視カメラか、デイナイト機能のついた監視カメラを選びます。

赤外線LED付きのカメラは、暗くなってくるとセンサーが反応し、赤外線LEDが点灯します。赤外線LEDが届く範囲が白黒映像で撮影されます。街灯があるような場所では、赤外線LEDが届かない範囲でも、問題なく映ります。赤外線LEDが赤く点灯するので、カメラの場所、向きが夜間でもわかります。

デイナイト機能のついたカメラは、昼間は赤外線カットフィルターを使用して撮影するためカラー映像、夜間は赤外線カットフィルターを使わないため白黒映像で撮影します。こちらのデイナイトカメラは、赤外線LED付きのカメラと異なり、夜間にLEDが点灯しないため、夜間は目立ちません。

夜間に監視カメラを目立たせたい場合は赤外線LED付きの監視カメラを選び、目立たせたくない場合はデイナイトカメラを選ぶことが良いでしょう。

現在、様々な種類のカメラが市場に出ています。

カメラの種類についてはこちらの記事でより詳しく説明しているので省略しますが、大きく分けると7種類のカメラがあります。

家庭用におススメなのは、今まで監視カメラをけん引してきたアナログカメラの弱点である解像度を克服した、AHDカメラ2.0です。このAHDカメラ2.0は、テレビと同じフルハイビジョン映像での監視が可能です。ネットワークカメラ等と比較すると安い費用で導入可能です。

 

2、おススメできないカメラ

カメラには様々な用途がありますが、防犯を目的とした場合、おススメできない防犯カメラがいくつかあります。

  • カメラに内蔵したSDカードのみに録画するもの
  • テーブルや棚の上などに設置する、室内の子供やペットの様子を見るためのもの
  • 無線カメラ(ワイヤレスカメラ)
  • HD-SDIカメラ

家庭用監視カメラを、空き巣等の侵入者の手の届く場所に設置する場合、SDカードに映像を保存するカメラは防犯上の観点からおすすめできません。その理由は、SDカードが抜き出される、あるいはカメラを破壊されてしまうと映像が残らないからです。

また、室内に設置する無線LANを使ったネットワークカメラも防犯上の観点からおすすめできません。

空き巣等の侵入者を防ぐ目的で監視カメラの導入を考えている場合、どちらが望ましいでしょうか?

  1. 屋外に監視カメラを設置し、敷地内に侵入する瞬間をとらえるために設置されたカメラ
  2. 屋内に監視カメラを設置し、家の中に侵入後の映像をとらえるために設置されたカメラ

1の屋外に監視カメラを設置し、空き巣が侵入を躊躇するように仕向けることの方が防犯上は優れているのではないでしょうか?

2は防犯のことは考えず、室内の子供やペットの様子を見るためであれば、無線LANを使ったネットワークカメラがその用途に最適です。

インターネットで検索すると、3万円前後で目的をかなえられるものが多く販売されています。

無線カメラ(ワイヤレスカメラ)は、電源ケーブル以外のケーブルを敷設しない点が強みですが、通信が不安定なことが弱みです。通信が不安定だと監視カメラ映像が途切れることになり、重要な瞬間の映像を録画できないことがあることを理解したうえで購入しましょう。映像のもれなく録画したい場合は、無線カメラ(ワイヤレスカメラ)はおすすめできません。

HD-SDIカメラを製造するメーカーの数は、AHDカメラの登場により今後大きく減少していくことが濃厚です。なぜなら、1080Pとどちらも同じ解像度のカメラでAHDカメラより高価なHD-SDIカメラは、ユーザーに受け入れられないと考えられるからです。

 

 

設置方法

監視カメラを設置する場合、基本的な設置方法は同じです。

詳しくはこちらの記事、「屋外用監視(防犯)カメラの設置・取付方法」をご覧下さい。

  • カメラの設置場所を決める
  • 電源をどのように取るか決める。カメラの近くに電源を取れる場合は、通常のACアダプタを使用し、電源を近くに取れない場合は電源延長ケーブルを使用します。
  • ケーブルを屋内に引き込む場所を決める。主に3つの方法があります。1つ目は壁に穴をあける、2つ目はエアコンダクトを使用する、3つ目はフラットケーブル(すきまケーブル)を使用する、以上の3つです。
  • ケーブルを敷設する。ケーブルを敷設する際は、保護配管を使用し、配管の中にケーブルをおさめることが望ましいです。その理由は、紫外線や風雨によりケーブルが劣化するからです。
  • カメラの設置したい場所が天井や壁の場合は、壁に直接取り付ける。カメラの設置したい場所に天井や壁が場合は、ポール等を利用し、ポール取付金具等を用いて設置する。

 

 

家庭用監視(防犯)カメラを導入する際の目安料金

監視カメラを設置するにあたり、大きく費用がかかるものが3つあります。

  • カメラ
  • レコーダー
  • 工事費

カメラ、レコーダーの価格は、監視カメラが普及するにつれ年々低下しています。

カメラの規格により値段は変わりますが、ここではおススメのカメラ3種類の価格をご紹介します。

AHDカメラとアナログカメラ:カメラは2万円~6万円程度、レコーダーは接続するカメラ台数にもよりますが、8万円~20万円程度

ネットワークカメラ:カメラは5万円程度~、レコーダーは14万円程度~

工事費:15万円程~

 

 

まとめ

防犯を目的として家庭に監視カメラを設置する場合のカメラの選び方、設置方法、料金について説明しました。防犯を目的として監視カメラを設置する場合、防水仕様であることが必須です。また、夜間の明かりが街灯のみの場所では、赤外線LED付のカメラかデイナイトカメラが必要です。カメラにはいくつもの規格がありますが、今後の監視カメラ市場を考慮すると、AHDカメラかネットワークカメラをおススメします。一方、おススメできないのは、カメラにSDカードを内蔵するものや、HD-SDIカメラと無線カメラです。

防犯目的で家庭用に監視カメラを設置する場合は、まずは上記おススメのカメラの中から探すことを推奨します。

 

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詳しいAHDカメラの情報は、こちらのページをご覧ください。

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