安全帯の点検方法・頻度

安全帯の点検ポイントと点検頻度、交換しなければならない時、について説明します。

墜落事故・災害を起こさないために、どんなところに気をつけなければいけないのか1つずつ説明します。

※ここではあくまで一般的なポイントをまとめています。詳細は各製品の取扱説明書をご参照下さい。

 

点検・交換の重要性と点検頻度

~墜落・転落事故のうち237人が保護具等の欠陥が原因で死傷~

「労働災害原因要素の分析(安全衛生情報センター)」によると、建設業で発生した墜落・転落事故のうち、237人が保護具や服装の欠陥を原因と災害で死傷しました。

この事実を踏まえたうえで、点検のポイントと点検頻度、交換のタイミングについてみていきましょう。

 

 

1、使用前の点検方法

安全帯の使用前には、必ず点検を実施します。

一般的な点検項目は下記の通りです。

下記の点検のポイントの項目の中で1つでも該当する項目がある場合、購入元に連絡する、あるいは安全帯を廃棄します。

※詳細は各製品の取扱説明書をご参照下さい。

 

 

点検のポイント

ベルト

  • 摩耗、擦り切れ、切り傷、焼損、溶融、かび、変色などがある
  • 先端金具が変形している
  • 縫糸が切断されている

 

バックル

  • 変形、摩減、傷、サビ、腐食などがある
  • ばねが折損や脱落している
  • 動作に異常がある

 

ショックアブソーバー

  • カバーが破れている
  • 薬品が付着している
  • 縫糸が切断されている
  • 墜落を防いだ等大きな負荷がかかっている

 

縫製部

  • 摩耗がある
  • 縫糸が切断されている

 

ベルト通し

  • 亀裂などダメージがある
  • 摩耗している
  • なくなっている

 

環類

  • 変形、摩減、傷、亀裂、サビなどがある

 

ラベル

  • 全てのラベルが存在していない
  • ラベルの内容が確認できない

 

 

2、定期点検

メーカーから定められた期間毎に点検をします。使用者自身、安全管理者、専門知識を有する人物等が点検を行います。点検する内容は使用前におこなう点検項目と同様です。

 

 

3、交換

下記のいずれかに当てはまる場合は、即座に安全帯の使用を中止し、安全帯を廃棄してください。

  • 安全帯に墜落を防止した場合、あるいは墜落の衝撃と同程度の衝撃が加わった場合
  • 始業前の点検あるいは定期点検時に不備が見つかった場合
  • 繊維ベルトは使用開始後2年経過すると紫外線により劣化していることがあります。2年をめどに、安全帯を交換してください。

 

 

フルハーネス型安全帯

弊社で取り扱いをしているフルハーネス型安全帯は、墜落防止に特化した世界最大のメーカーの製品です。

製品には以下の特徴があります。

  • 米国の規格に適合
  • 高い品質(快適さ、動きやすさ、使いやすさ)

弊社の安全帯はこちら

 

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