U字つり安全帯の正しい使い方 電柱等でU字つり・2丁掛けを使う

 

このページでは、U字つり安全帯の一般的な使い方を、作業の順序に従って説明します。

注:ここでは一般的なU字つり安全帯の使い方・使用法について説明しています。U字つり安全帯によって使用方法や注意点が異なる場合ございます。詳細は各U字つり安全帯の取扱説明書をご参照下さい。

 

1、使用前

[1]作業を始める前に、リスクアセスメント(注)を実施します。

[2]U字つり安全帯の状態を点検します。各製品のマニュアルにそって点検します。

 

2、着用

[1]U字つり安全帯の胴ベルトを腰骨に固定します。腰骨よりも高い位置に固定してしまうと、墜落時に腹部等にダメージを与え、内臓を損傷するおそれがあります。腰骨よりも低い位置に固定すると、安全帯からすっぽり抜けてしまうおそれがあります。

[2]U字つり安全帯をバックルで締めて固定します。締める強さは、親指が入るぐらいの強さ。

[3]D環が体の横、あるいは斜めうしろにくるように安全帯を固定する。D環が体の前にくると、墜落発生時に腹部が上になってしまい、体に非常に大きな衝撃を加えることになってしまいます。

 

3、接続

U字つり安全帯を電柱や鉄塔などに回しかけるとき、ランヤードを腰よりも高い位置にかけ、フックをD環に接続します。ランヤードが滑り落ちないように、電柱や鉄塔の突起物にひっかけます。

 

4、2丁掛け(ダブルランヤード)

U字つり状態での昇降時に、どうしてもフックを取り外さなくてはならない状態になる場合があり、墜落を防止出来ない状態になってしまう(無胴綱状態)ケースがあります。そのような無胴綱状態をなくすため、2丁掛けランヤードを使用します。2丁掛け方式であれば、フックの掛けかえ時の墜落を防止することができます。

 

5、使用後

使用後は下記の点に注意し保管して下さい。

汚れた場合:乾いた布や水分を含ませた布、あるいは水等で汚れを落とします。

上記以外の場合:涼しく乾燥した直射日光の当たらない場所で保管します。

 

墜落発生時

万が一墜落が発生した場合は、作業員を救助後、安全帯を取り外して使用を中止します。

 

異常時

点検の結果、安全帯に何らかの不具合が発生している場合、安全帯の使用を中止します。

 

使用時に特に注意を必要とする環境

  • 会場や海岸地域での使用
  • 土砂等が付着しやすい環境下での使用
  • 酸やアルカリが付着する可能性がある環境下での使用
  • 鋭利なエッジのある環境

注:リスクアセスメントとは、リスク特定、リスク分析、リスク評価の3つのステップで職場にひそむ危険性や有害性を発見し、これらを除去、低減するためのプロセスです。労働安全衛生法第28条の2により、努力義務化されています。

参考URL:中央労働災害防止協会

 

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