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アスベスト工事用商品

外壁アスベストの除去に粉塵を飛散させない 集じん装置付きケレンシステム

集じん装置付きケレンシステムは、「大気汚染防止法施行規則の石綿飛散防止対策工法」の中の「集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法」に該当する、外壁アスベスト除去用のケレンシステムです(NETIS登録)。

除去の困難な厚膜にはロトピーン(タテ回転のロータリーカッター)、薄膜にはディスクグラインダー(ダイヤモンドカップディスクやサンディングペーパーなどを組み込んだ汎用のもの)で、効率的に石綿含有建築仕上塗材を除去します。

除去した石綿含有建築仕上塗材は、各ツールに接続した集じん装置(バキューム吸引装置)で強力に吸引し、作業者を有害粉塵から守ります。集じん装置(バキューム吸引装置)にはHEPAフィルターが内蔵、0.3μm微粒子99.97%を除去して周囲への有害粉塵の飛散を防止します。

このシステムは、「鉛含有塗料のかき落としシステム」としてNETISにKT-150120-Aとしても登録されています。

特長




集じん装置付きケレンシステム システム構成 ツール3台同時バキューム吸引

空気式ロトピーン厚膜平面用


ロータリーカッター
厚膜をタテ回転ロータリーカッターで強力研削

  • 研削幅:50mm
  • 必要圧縮空気:0.85m3/分@0.62Mpa
  • 回転数:3,000rpm
  • 寸法(幅、長さ、高さ)mm:160×356×152mm

電動ロトピーン厚膜平面用


ロータリーカッター
厚膜をタテ回転ロータリーカッターで強力研削

  • 研削幅:50mm
  • 必要圧縮空気:0.85m3/分@0.62Mpa
  • 回転数:3,000rpm
  • 寸法(幅、長さ、高さ)mm:160×356×152

市販バランサー

重量約6kgのロトピーンをバランサーにより体感重量を1kgにすることができます。

市販電動ディスクグラインダー

薄膜平面用

「集塵カバー(38mmホースに接続できるもの)/ダイヤモンドカップディスクやサンディングペーパー」を組込んだ電動ディスクグラインダーをバキューム回収装置に接続することができます。

ニードルスケーラー

モデル19

  • ニードル(3mm径)本数:19本
  • 必要圧縮空気:0.16m3/分
  • 寸法(幅、長さ、高さ)mm:46×315×175
  • 重量:2.6kg

モデル28

  • ニードル(3mm径)本数:28本
  • 必要圧縮空気:0.17m3/分
  • 寸法(幅、長さ、高さ)mm:60×342×180
  • 重量:3.8kg

HEPAバキューム吸引・回収装置(集じん装置)

エアー分配マニフォルド

エアーフィルターセット

フロート式オートドレン

  • 空気流量:5m3/分
  • 濾過能力:5μ以上
  • 寸法(幅、長さ、高さ)mm:540×310×345
  • 重量:5.6Kg

負圧除塵装置

「小型軽量」

アスベスト・鉛・PCBを含んだリシン、塗料の除去工事
RCF(リフラクトリーセラミックファイバー)を含んだ断熱材の除去工事にポータブル負圧発生・集塵・空気清浄装置

モデル 風量 重量 Kg 寸法 mm 電圧・電流
Novair
700
17.2〜5.0㎥/分(100VAC)
19.8〜5.7㎥/分(10015VAC)
17 幅550×奥行550×高さ520 100〜120VAC(50Hz/60Hz)
3.1〜3.5A(50Hz/60Hz)
Novair
2000
H:47.3/L:32.6㎥/分 (50Hz)
H:56.7/L:28.3㎥/分 (60Hz)
61 幅660×奥行940×高さ790 100〜115VAC(50Hz/60Hz)
13A 100V/50Hz
15A 115V/60Hz

Novair700

Novair2000

オプション

  • チャコールフィルター:ダイオキシンの現場に
  • Novair2000用インテークチャンバー吸込側のダクト接続に

その他使用事例

  • 病院待合室などの一時的な局所空気浄化
  • 米国ハリケーン災害時の浸水家屋のカビ発生防止空気浄化

HEPA 粒径別集効率

Q&A

Q : 外壁アスベスト用集じん装置付きケレンシステムはどのようなものですか?
A : 外壁アスベスト除去工事で、粉じん飛散を防止するための負圧を作り出すための隔離措置を必要としない「集じん装置付きディスクグラインダー工法」に該当するケレンシステムです。

Q : なぜ隔離措置が不要になるのですか?
A : 外壁塗材のアスベストは、その含有量が防火のためのアスベスト吹付材などに比べてはるかに低いのが実情です。そのため、適切な局所集じん機能を持ったシステムを採用することにより、有害粉じんの飛散 を十分に抑えられるという検証実験に基づき、環境省の以下の通達で隔離措置と同等と判断しうるとい う工法が挙げられているからです。

Q : 隔離措置を必要としない工法にはどのようなものがありますか?
A : 環境省の通達(平成 29 年 5 月 30 日付 環水大大発第 1705301 号)で、石綿則第 6 条のただし書きにより、粉じん飛散防止に関し隔離措置と同等の措置と判断しうる目安として

・集じん装置併用手工具ケレン工法
・集じん装置付き高圧(or 超高圧)水洗工法 ・超音波ケレン工法(HEPA フィルター付き掃除機併用)
・剥離剤併用手工具ケレン工法 ・剥離剤併用高圧(or 超高圧)水洗工法
・剥離剤併用超音波ケレン工法
・集じん装置付きディスクグラインダー工法
が挙げられています。
当社の外壁アスベスト除去用のケレンシステムは、「集じん装置付きディスクグラインダー工法」に該当します。

Q : 養生は不要になりますか?
A : 隔離は必要ありませんが、養生は必要です。
「隔離養生ではないものの、周囲の汚れ防止の観点からプラスチックシート等による養生を行う」(出典:建築物の改修・解体時における石綿含有建築用 仕上塗材からの石綿粉じん飛散防止処理技術指針 国立研究開発法人建築研究所/日本建築仕上材工業会)とされています。

Q : 粉じん飛散防止についてどのような注意をする必要がありますか?
A : 上記 4 の技術指針で「粉じん飛散防止処置」として「除去部での局所集じんを基本としており、隔離作業場を設けていないものの、作業中に作業衣に粉塵 が付着している可能性があることから、施工区画から外に出る際には洗身設備により作業衣に付着して いる可能性のある粉じんを除去する計画とする。この洗身設備には、高性能真空掃除機により吸い取る ことも含まれる。」とされています。

Q : 負圧集じん装置は必要ですか?
A : 必要ありません。上記 4 の技術指針の中の解説表 3.5 で「隔離(前室、集じん、排気装置)は不要」とされています。

Q : 集じん装置付きケレンシステムはどのような構成になりますか?
A : 石綿含有建築仕上塗材を除去する以下のパワーツールと、 HEPA フィルター付バキューム吸引回収装置(集じん装置)及びその間をつなぐ長さ 10 m/内径 38 mm の真空ホースからなります。
・平面/出隅用:ロトピーン(シュラウドに囲まれた研削用の歯が縦回転します) 特に厚膜を効果的に除去できます
・平面用:集じんカバー付き電動ディスクグラインダー(研削用のディスクが横回転します)
・入隅用:集じんカバー付き電動ディスクグラインダー(研削用のディスクが横回転します)
・奥まった狭隘部、目地部用:ニードルスケーラー(シュラウドに囲まれた直径 3mm のニードル19本が往復運動します)

Q : 集じん装置付きケレンシステムでは水は使用しませんか?
A : 水は一切使用しません。そのために水処理も全く必要ありません。

Q : 無機系の塗材でも除去できますか?
A : 有機、無機を問わず除去できます。

Q : NETIS 登録はしていますか?
A : 鉛やPCB などの有害物質を含んだ鋼製橋梁などの再塗装時の塗料のかき落としのための工法としてKT-150120-A で登録されています。

Q : バキュームによる捕集率はどれぐらいですか?
A : NETIS 登録のための試験データでかき落とし塗料の 95.6 ~ 97 % です。

Q : 集じん装置付きケレンシステムの処理速度は?
A : ツール 3 台同時使用システムで約 40 m2/日 です。これは 3 人一班での処理速度になります。6 人二班の場合は 80 m2/日になります。

Q : レンタルはありますか?
A : 弊社でレンタルしております。

Q : 施工費用はどれぐらいですか?
A : 1,000m2 で約¥8,000/m2、500 m2 で約¥10,000/m2、100 m2 で約¥12,000/m2 です。
※仮設足場、養生、産業廃棄物処理費用等は含まれておりません。

Q : システムを駆動するための圧縮空気、電気はどれぐらい必要ですか?
A : ツール 3 台同時使用システム1セットで約 50HP の空気圧縮機、100VAC 75A の発電機が必要です。

Q : ツールやバキューム吸引回収装置(集じん装置付き)は手で運べますか
A : 手で運べます。最も重いバキューム吸引回収装置の重量は回収前で 12.2 Kg です。

Q : 廃棄物はどのように分類されますか?
A : 上記 4 の技術指針で“除去物は特管産廃・養生材は産廃”とされています。

ダウンロード資料

外壁アスベスト用集じん装置付きケレンシステムQ&A_環境省通達_石綿粉じん飛散防止処理技術指針