収集した映像データの管理に関して、Intenseyeは以下の情報を通じてお客様に安心を提供しています。
Intenseyeにおける映像データの管理とプライバシー保護
Intenseyeは、お客様のデータプライバシーとセキュリティを最優先に考え、先進的な技術と厳格なポリシーを通じて、安全な職場環境の実現と従業員のプライバシー保護を両立させています。
1. 個人情報の徹底した匿名化とプライバシー保護
Intenseyeは、処理する映像データから個人を特定できる情報を取得しません。個人を特定されないための具体的な対策は以下の通りです。
・顔ぼかしアルゴリズム: すべてのビデオデータにデフォルトで適用され、顔情報を解析・再構築することはできません。
・3D匿名化手法: リアルタイムの人間工学的評価に必要な3Dボディポーズの追跡を維持しつつ、ディープラーニングアルゴリズムによって個人を匿名化します。
・動的マスキング: 動きのある人物をさりげなく隠し、解析に必要な重要な動作データを保持しながら、身元の保護をさらに強化します。
・タイムスタンプの匿名化: 「個人の特定」をさらに困難にし、シフト情報などの詳細も個人識別に使われることはありません。
・社内データ運用チーム: 画像ラベリングは外部の第三者に委託せず、EHSの専門知識を持つ社内のデータ運用チームが直接確認・ラベリングしています。
2. 収集・保存されるデータ
Intenseyeは、お客様のCCTV映像を録画することはなく、アラート画像とアラート動画のみを保存します。アラートの保持期間は、お客様の特定の企業ポリシーに基づいて設定されます。
3. 強固なセキュリティ対策
お客様のデータは、様々なセキュリティ対策によって保護されています。
・データ暗号化: 転送中および保存中のすべての顧客データに暗号化が適用されます。Intenseye Client Softwareで暗号化が適用され、CCTVデータが施設ネットワークを離れる前から始まり、データが破棄されるまで継続します。Advanced Encryption Standardアルゴリズム(鍵長256ビット)とTransport Layer Security (TLS) を使用しています。
・データ分離とアクセス制限: 各ユーザーIDは厳密に1つのテナントに紐付けられ、システムはユーザーID、ユーザーロール、権限に基づいて各オブジェクトへのアクセスを制限します。データ要求時には、ユーザーのテナントに対応する情報のみが取得されます。
・定期的な第三者侵入テスト: Intenseyeのネットワークインフラに対する脆弱性評価と侵入テストは、社内リソースと外部の第三者ベンダーの両方によって定期的に実施されています。
・データバックアップと災害復旧: 緊急時および非緊急時をカバーする災害復旧計画を策定しており、情報の安全なバックアップと迅速な復元を保証しています。
・認証と認可: ロールベースのセキュリティアクセスを提供し、シングルサインオン(SSO)をサポートしています。
・従業員のセキュリティ意識向上: 全従業員は年次でセキュリティ意識向上トレーニングを受けており、組織全体への脅威に関する最新情報に常に精通しています。
4. 倫理的AIとコンプライアンスへのコミットメント
Intenseyeは、倫理的なAIの運用とデータプライバシーに対する強いコミットメントを持っています。
・SOC 2 Type IおよびType II認証: セキュリティ、可用性、プライバシー、機密性の原則を網羅するSOC 2 Type IおよびType IIレポートを取得しています。
・EU Seal of Excellence: EU Horizon Research and Innovation FundよりSeal of Excellenceを授与されています。
・GDPR準拠: GDPRに準拠した運用を実現するためのビジネスおよび技術的措置を講じています。
・AI倫理ラボ: 欧州委員会の信頼できるAIのための倫理ガイドラインに従って活動しています。
Intenseyeは、お客様が安心してプラットフォームをご利用いただけるよう、これらの厳格なデータ管理とセキュリティ対策を講じています。