
マンホール内作業
都市のインフラを支える下水道メンテナンスにおいて、
マンホール内は最も危険が潜む現場の一つです。
私たちは、世界の現場で実証された高度な墜落防止・救助システムを提供し、
限定空間・閉鎖空間で働く作業員の命と安全を守り抜きます。
TARGET
下水道管路施設の維持管理・清掃・補修を行う専門業者
上下水道局および自治体の土木・施設管理担当者
通信ケーブルや地中埋設物の点検を行う電気通信工事会社
酸素欠乏危険作業主任者および現場監督者
ASSIGNMENT
下水道関連業界
マンホール作業は「墜落」と「酸欠・中毒」の複合リスクが常に伴います。垂直昇降時の墜落・転落事故に加え、意識消失時の迅速な引き上げ(救助・レスキュー)が困難であることが、死亡事故を招く最大の課題です。
現在の日本においては、墜落や酸欠・中毒対策用の装備はありますが、救助器具を備えている現場は多くありません。
下水道およびマンホール内作業における安全管理は、一般的な高所作業とは異なる特殊な危険性を孕んでいます。
マンホールの昇降にはタラップ(足掛け金物)や梯子が使用されますが、これらは濡れて滑りやすく、腐食している場合もあります。狭い空間での昇降中に足を踏み外せば、深度数メートルの底へ墜落し、重大な打撲や骨折、最悪の場合は死に至ります。
最大の問題は、酸素欠乏や硫化水素などによるガス中毒のリスクです。作業中に有害ガスを吸引し意識を失った場合、作業員は自力で姿勢を保てず墜落します。つまり、中毒事故は往々にして墜落事故を誘発します。
マンホールは開口部が狭く(通常直径60cm程度)、深さがあるため、倒れた作業員を人力で引き上げることは極めて困難です。同僚が助けようと無防備に入構し、救助者までガス中毒や墜落に巻き込まれる「二重遭難(二次災害)」が後を絶ちません。
現場は道路上が多く、クレーン等の大型重機を設置するスペースや時間が取れません。そのため、迅速に設置でき、かつ確実なアンカーポイント(支点)となる機材が不足しているのが現状です。
これらの課題に対し、緊急時に引き上げることができる救助器具を用意しておくことが解決策となります。
天井のない道路上やマンホール開口部では、頭上に支点が取れません。そのため、軽量かつ高強度の「三脚(トライポッド)」や「ダビットアーム」をマンホール直上に設置し、確実なアンカーポイントを確保します。これらは折りたたみ可能で、緊急車両のスペースを圧迫しません。
通常の墜落制止用器具(安全帯)に加え、昇降用ウインチ機能と、墜落制止機能を併せ持った「3-way 安全ブロック(巻取り器)」を使用します。
平常時:テンションがかかり続け、万が一の足の踏み外し時には即座にロックし墜落を阻止します。
緊急時:ガス中毒等で動けなくなった際、地上にいる監視者がハンドルを回すだけで、入構することなく直ちに被災者を引き上げることが可能です。
一般的なフルハーネスに加え、両肩にDリングが付いた「コンファインドスペース(限定空間・閉鎖空間)用ハーネス」を使用します。これにより、狭いマンホール内でも体を垂直に保ったまま、引っ掛かることなくスムーズに引き上げることが可能になります。
※日本では限定空間からの救助がまだ一般的ではないため、両肩にDリングが付いたハーネスは選択肢が多くありません。
ANSER
酸素・ガス濃度の常時測定
入構前および作業中の継続的な測定。
送風機による換気
新鮮な空気の常時供給。
適切な保護具の選定
フルハーネスおよびレスキュー用機材(三脚・救助機能付き安全ブロック)の必須使用。
監視人の配置
地上での常時監視と連絡体制の確保。
<設置方法>
1.三脚を設置する場合
1.三脚をマンホール等の真上に設置する
2.三脚に安全ブロック(救助のためのウィンチとの組み合わせを推奨)を取り付ける
3.作業員の墜落制止用器具(フルハーネス型墜落制止用器具を推奨)に安全ブロックを接続する
墜落時の救助に使用するウィンチは、非常に軽い力で(片手で楽に)ワイヤーロープの巻き取りが出来るので、一人でも救助が可能。マンホール内に入ることなく被災者を引き上げることが出来ます。
2.はしご(移動はしご・脚立)を設置する場合
1.移動はしごまたは脚立の上部に安全ブロックを取り付ける
2.移動はしごをマンホールに設置、脚立はマンホールの真上に設置する
3.作業員の墜落制止用器具(フルハーネス型墜落制止用器具を推奨)に安全ブロックを接続する
Fall prevention
労働安全衛生法・労働安全衛生規則: 墜落制止用器具の使用義務、特別教育の実施。
酸素欠乏症等防止規則(酸欠則): 第6条(転落の防止)、第26条(避難用用具等)。特に、酸欠危険場所での作業における救出用具の備え付けが義務付けられています。
厚生労働省(マンホール等での作業における墜落防止について)
https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/content/contents/002364125.pdf
中央労働災害防止協会(安全衛生情報センター) – 酸素欠乏症等防止規則
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-35-m-0.htm
マンホール内作業における安全は、「落ちないこと」に加え「すぐに引き上げられること」が絶対条件です。日本のみならず世界標準のレスキューソリューションを導入し、現場の悲惨な二次災害をゼロにしましょう。
弊社では、マンホールやタンクなどからの墜落防止と救助のための三脚システムを取り扱いしております。
《三脚救助システムの特徴》
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