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墜落事故対策を考える

作業別墜落防止の基本ルール

はしごでの作業

はしごを背にして降りない

階段はしごを背にして降りることは、極めて不安全な行動といえます。そのほかにも、作業時のはしごの昇降時の墜落防止対策をあらためてチェックしましょう。

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作業床での作業

親綱ロープは1人に1スパン。墜落距離を考慮すること

鋼材や足場材間で設置する水平親綱ロープは、スパンの距離によって最大垂下量を考慮する必要があります。また、水平親綱ロープは「1スパンで1人」で作業。2人作業では「水平親綱ロープを2列」設置が必要です。

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親綱を選ぶときのポイント

1.同時に接続する人数
同時接続の人数が増えるほど、墜落距離が大きく、耐性強度も大きくなる。

2.長さ
親綱が長いほど、障害物と激突しない長さ(クリアランス)が大きくなる。

3.墜落時距離
墜落時の墜落距離(クリアランス)を検討。

4.作業性
作業効率を最も落とさない製品を検討。

5.費用
費用と安全を第一に考慮した選定。

屋上での作業

屋上作業で油断は禁物

屋上でパラペット(低い手すり壁)付近で作業中、向かい風で墜落する事例があります。ちょっとした油断は禁物。「堅固なものにフックを掛ける」「スライド器具を使用する」など、常に2重の安全確保をこころがけましょう。

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屋根上での作業

安全装置のない屋根には上らない

倉庫などの屋根上の作業では、安全対策のルールを徹底する必要があります。特に、屋根の傾斜は足が滑りやすく、また、劣化しやすいトタン屋根やアクリル板の付近の作業などは板が抜けるなどの危険が想定されます。

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パレット上での作業

危険な状態で荷取り作業は行わない

パレット上での荷取り作業は、荷物移動などで足元を外す。また、パレットが傾き墜落するなどの危険が想定されます。墜落制止用器具と親綱ロープでの墜落防止対策と、リーチの足部を搬入口真下にしっかり入り込ませて足元に隙間を作らないなど、安全管理の徹底が必要です。

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車両上での作業

車両上で無防備に作業しない

タンク車などの大型車両では高さが3m程度で、身長を足すと(170cmの場合)頭頂は4.7mにもなります。墜落防止対策として、移動式墜落阻止装置を設置します。

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※公道の高さ制限のため、固定手すりが設置不可能

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※折りたたみ式手すり(高さ1.1m)を設置