【現場から選ぶ】マンホール・タンク用
墜落・転落・落下防止対策について
1)作業前にガス濃度を測定:作業前に酸素濃度、硫化水素濃度を測定する。
2)換気:酸素欠乏や硫化水素の発生が予想されるときは、作業前から換気を行う。
3)墜落防止関連器具の設置:安全ブロック設置用の三脚や、はしごに安全ブロックを設置する。
※救助を迅速に行えるようウィンチとの組み合わせが望ましい。
4)墜落制止用器具:フルハーネス型。
※救助時に迅速に引き上げるために、ウィンチと安全ブロックの組み合わせが望ましい。
5)墜落制止用器具と安全ブロックを接続する。
参照元:
なお、墜落制止用器具(旧:安全帯)等の使用は酸素欠乏症等防止規則第6条で示されています。
以下、引用。
事業者は、前項の場合において、安全帯(現:墜落制止用器具)等を安全に取り付けるための設備等を設けなければならない。
労働者は、第一項の場合において、安全帯(現:墜落制止用器具)等の使用を命じられたときは、これを使用しなければならない。
参照元:酸素欠乏症等防止規則第6条
墜落防止関連器具の設置方法
墜落防止対策として、マンホール開口部に三脚やはしごを設置し安全ブロックを取り付けます。
<設置方法>
1.三脚を設置する場合
1.三脚をマンホール等の真上に設置する
2.三脚に安全ブロック(救助のためのウィンチとの組み合わせを推奨)を取り付ける
3.作業員の墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯を推奨)に安全ブロックを接続する
墜落時の救助に使用するウィンチは、非常に軽い力で(片手で楽に)ワイヤーロープの巻き取りが出来るので、一人でも救助が可能。マンホール内に入ることなく被災者を引き上げることが出来ます。
2.はしご(移動はしご・脚立)を設置する場合
1.移動はしごまたは脚立の上部に安全ブロックを取り付ける
2.移動はしごをマンホールに設置、脚立はマンホールの真上に設置する
3.作業員の墜落制止用器具(フルハーネス型安全帯を推奨)に安全ブロックを接続する
墜落防止と救助のための三脚救助システムについて
弊社では、マンホールやタンクなどからの墜落防止と救助のための三脚システムを取り扱いしております。
《三脚救助システムの特徴》
- マンホール・タンク内の作業時の墜落防止
- 救助のためのウィンチ機能付
- 米国の規格に適合
マンホール・タンク用のおすすめ製品
関連記事
現場別に選ぶ
トラックやトレーラー、コンテナ上などでの作業時に使用する墜落防止製品をご紹介。移動式、高さ調整可能などお客様のご要望に合った製品をご提案可能です。