常設用 墜落防止垂直親綱 VLL
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提供する価値「梯子からの墜落・転落」
当システムは、米国規格に適合(日本では規格自体が未整備)しており、信頼性の非常に高い製品です。
国内では大手工場や高速道路をはじめ、多数の実績があります。
何よりも大切な人を守るために、VLLの導入をご検討下さい。
- 設置事例
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常設用 墜落防止 垂直親綱システム VLL(垂直梯子の安全対策製品)とは
常設用 墜落防止垂直親綱システムVLLは、工場内など工場内の建屋の梯子、工場内のタンクの梯子、リフト・ケーブルカーの支柱の梯子などにワイヤーケーブルを常設し、ケーブル上をスライドするケーブルスリーブを梯子を昇降する作業者のハーネスに接続し、作業者の墜落事故を防止するシステムです。
ケーブルスリーブは通常の昇降では滑らかにケーブル上をスライドしますが、墜落発生時はロック機能が働き作業者の墜落距離を1m以内に抑えて墜落の衝撃を最小限にとどめ、作業者の安全を確保します。
国内の垂直梯子・タラップで、作業者を墜落事故から守るために広く使われております。
VLLの紹介動画
特徴
- 米国の墜落防止の規格(ANSI Z359.16)に適合(日本では規格自体が未整備)
- 背かご付はしごやレール式墜落防止システムの数分の一のコスト
- 最大10年以上の製品寿命
- 過酷な環境下でも使用可能
- 墜落時の墜落距離を1m以内に抑えます
- 既設の猿梯子に取付けられる
- トップブラケットにショックアブソーバー内蔵し、使用者とハシゴへの衝撃を緩和
用途
- 工場内の建屋の梯子
- 工場内のタンクの梯子
- リフト・ケーブルカーの支柱の梯子
- 風力発電所の風車内の梯子
- ビルの屋外梯子
- 送電・無線鉄塔の梯子
- 煙突の梯子
- 橋梁の梯子
- 軌道の梯子
選ばれる理由
以下の理由で弊社の商品は選ばれています。
- 墜落時に違いが分かる高い安全性
はしご作業の安全対策には、背かごもありますが、背かごよりも安全性が高いのが弊社の墜落防止システムです。
弊社の商品は、墜落距離が短く、墜落時の衝撃を大きく減らすことができるため、作業員の安全性を確保できます。 - 価格
はしご作業の安全対策には、背かごだけでなく、レールシステムなどもあります。
弊社の墜落防止システムは、それらより安く設置でき、安全性を確保できます。 - 信頼性(米国規格に適合)
米国の規格に適合(日本では規格自体が未整備)。
納入実績(日本のみ)
- 工場内の建屋の梯子
- 工場内のタンクの梯子
- スキー場のリフトの支柱の梯子
- 風力発電所の風車内の梯子
- ビルの屋外梯子
企業例(許可を得ている企業のみ実名で記載)
- 三菱ガス化学株式会社
- 中央アルプス観光株式会社 駒ヶ岳ロープウェイ
- 東証一部上場企業:自動車メーカー
- 東証一部上場企業:産業用真空装置の開発、製造、販売
- 東証一部上場企業:総合建設会社
- 東証一部上場企業:自動車部分品の開発、製造、販売
- 東証一部上場企業:石油元売
- 東証一部上場企業:化学メーカー
- 東証一部上場企業:大手製紙メーカー
- 東証一部上場企業:自動車部品メーカー
- 東証一部上場企業:通信事業大手
- 非上場企業:風力発電所
- 非上場企業:樹脂・化成品メーカー
- 非上場企業:紙加工。大手製紙メーカーのグループ会社
- 非上場企業:新潟県のスキー場
- 非上場企業:冷蔵倉庫
- ニューヨーク証券取引所上場企業:鋼管の開発、製造、販売
仕様
最大ケーブル長さ | 120m |
同時使用可能人数 | 1~2人 |
適合規格 | ANSI、OSHA |
3M™ DBI-SALA™ Lad-Saf™ 垂直親綱システム(VLL)に関するFAQ
Q)VLLシステムの基本的な仕組みと使用方法は?
【A】VLLは、はしごに沿って設置された垂直ケーブルと、作業者のハーネスに接続されたケーブルスリーブから構成されます。作業者が昇降する際、スリーブは滑らかにケーブル上を移動しますが、万が一の墜落時には瞬時にロックし、墜落距離を1m以内に抑えることで衝撃を最小限にします。これにより、作業者の安全を確保します。
Q)VLLはどの安全基準に適合していますか?
【A】VLLは、米国のANSI Z359.16およびOSHA 1910.140、1926.502の規格に適合しています。これらの規格は、墜落防止システムの設計、性能、使用方法に関する厳格な基準を定めており、VLLはこれらを満たすことで高い安全性を提供します。
またご希望があれば、欧州の規格に準拠したVLLもご提案可能です。
Q)設置にはどの程度の時間と人数が必要ですか?
【A】設置時間は、はしごの長さや現場の状況によりますが、一般的には1日で完了するケースが多いです。作業は2〜3人のチームで行うのが一般的で、必要な工具は基本的な手工具と、場合によっては電動工具が必要です。詳細な設置手順は、商品の取扱説明書をご参照ください。
Q)VLLの耐久性とメンテナンスの頻度は?
【A】VLLは、過酷な環境下でも使用可能な耐久性を持ち、適切なメンテナンスを行えば10年以上の使用が可能です。定期的な点検(少なくとも年1回)と、使用前の目視チェックを推奨します。点検項目には、ケーブルの摩耗、スリーブの動作確認、ブラケットの固定状態などが含まれます。
Q)VLLは既存のはしごにも取り付け可能ですか?
【A】はい、VLLは既存のはしごにも取り付け可能です。特に、背かご付きのはしごや、レール式の墜落防止システムに比べて、設置コストが数分の一で済むため、既存設備の安全性向上に適しています。
Q)VLLの導入実績はありますか?
【A】VLLは、日本国内の大手工場、高速道路、発電所、ビルの屋外はしごなど、多数の現場で導入実績があります。具体的な企業名や導入事例については、お問い合わせください。
Q)VLLの最大ケーブル長と同時使用人数は?
【A】VLLの最大ケーブル長は120mで、同時に1〜2人までの作業者が使用可能です。これにより、高所での作業効率と安全性を両立できます。ただし、お客様の安全ルールにより、運用上は同時昇降は1人に限定していることがほとんどです。
Q)VLLの設置に特別な許可や資格は必要ですか?
【A】VLLの設置には、特別な許可や資格は必要ありませんが、商品の取扱説明書に従い、適切な手順で設置を行うことが重要です。また、作業者は墜落防止システムの使用に関する適切な教育を受けることが推奨されます。
Q)VLLの価格帯とコストパフォーマンスは?
【A】VLLは、背かご付きのはしごやレール式の墜落防止システムに比べて、設置コストが数分の一で済むため、コストパフォーマンスに優れています。高い安全性と耐久性を兼ね備えながら、導入コストを抑えることが可能です。
Q)VLLの設置後、作業者の昇降時の操作は簡単ですか?
【A】はい、VLLは作業者の昇降時にスムーズにスリーブが移動する設計となっており、特別な操作は不要です。これにより、作業者は通常の昇降作業を行いながら、安全性を確保できます。
Q)VLLのメンテナンスや修理はどこで行えますか?
【A】VLLのメンテナンスや修理は弊社にお問い合わせください。定期的な点検と必要なメンテナンスを行うことで、商品の安全性と耐久性を維持できます。
ご不明な点や詳細な情報が必要な場合は、商品ページや取扱説明書をご参照いただくか、専門の担当者にお問い合わせください。